おまとめローンのデメリットは?
複数社からの借り入れを一本化できて、とても便利なおまとめローン。
利息が安くなったり、返済管理がラクになるなど、メリットが多くて非常におススメですが、その反面、
デメリットも存在しています。
まずは、借り入れの方法によっては、借り入れ額の総額が増えてしまうことです。
おまとめローンの理想的な活用方法は、現在、借り入れをしているすべてのお金を一本化することです。
しかし、おまとめローンに申し込んで審査は通ったものの、他社からの借り入れ額を完済するほどの融資が受けられなかった場合、
引き続き、複数社からの借り入れという状況になってしまいます。
特に、銀行のおまとめローン審査が通らないケースが多いので、その場合は、消費者金融に申し込むことになります。
もちろん、おまとめローンで借りる分のお金が、他社の借り入れより金利が安くなればいいのですが、
返済管理の手間は解消されなくなってしまいます。
おまとめローンは、他社への全額返済を条件にした融資と、自分にとって必要な額のお金を借りる融資の、2パターンあります。
前者の場合は、審査に通った後に金融会社が他社に直接借り入れ額を返済します。
このパターンだと、目的通りの借り入れなので問題ありません。
しかし、後者の場合は、他社からの借り入れ額以上の融資を受けられることがあり、さらに、既存の借り入れ先との契約はそのままなので、
「これ以上、借金は増やさない!」
という強い自制心がないと、結果的には借金を増やしてしまうことにもつながりかねません。
もし、おまとめローンを利用するときは、
「通常の借り入れの時より、自分に厳しく!!」
ですね!